雑多邪道録

基軸は万年筆趣向。その他、時々の「好物」と「言葉」を心の中の風がそよぐままに・・・

#3776というシリーズ

プラチナ万年筆の#3776シリーズ ほんの数年前に手に入れたことで触れたモデルだけれど どうやらその歴史も1978年から始まっていたらしい。 最初に手にしたのは#3776 センチュリーだったことは 入手のタイミングとして本当に幸運だったと思う。…

水素イオン指数って? 其の2(本編)

水素イオン指数は0~14までの間で定められ その単位は「ph」(ペーハー、ピーエイチ)である。 数値はくれぐれも整数のみではなく 例えば、ph5.42やph11.405…など小数点以下の数値も認めうる。 また、数値は7(ph7.0)を中間として 小さくなれば酸性に近…

少しだけ脱線して外国語のお勉強を・・・

日本語: このブログは主に、万年筆と万年筆用のインクについて書いてゆきます。 英語: This blog wrote primarily about fountain pens and ink for fountain pens. ドイツ語: Dieses Blog schrieb in erster Linie um Füller und Tinte für Füllfederhal…

水素イオン指数って? 其の1

色とりどりの万年筆用インク。 昨今に一般に発売されているというだけでも500種類を下らないらしい。 そんな中、其々に使用するインクの特性によって ペンを傷めてしまう可能性についても気になるところ。 この点、蒸留水同様、極力、不純物が排除された…

足かけ40年の目からウロコ

目からウロコ もう40年ほど前のこと。「万年筆はパーカーかプラチナ!」中学に入学する前の蒼臭い少年。 大した経験も無いくせに、その勝手な思い込みから始まってその約10年後に社会人となった矢先舶来製品を持つにはおこがましいと思いならば、「自ら…

青(蒼)い万年筆

世界遺産たる大聖堂の聖なる色 フランスにあるというシャルトル大聖堂。 ユネスコ世界遺産にも登録されるほどの名所旧跡らしいが 正直なところ、ごくごく最近まで知識の片隅にも存在しなかった。 恐らく、万年筆というモノに興味すら抱いていなければ 生涯で…

廉価版デモンストレーター

デモンストレーターの魅力 多様なカラーインクの中から好みの色を選び使う時 使用する万年筆のボディーが透明色で無い限りは 取り敢えず文字を書いてみないと客観的にも何色のインクが出るかすら判らない。 そこで、画期的だと常々思うのはデモンストレータ…

文字をしたためる

雨の日に感じる 今日は朝から雨が降っている。 <生憎の雨>と思う人も居れば <恵みの雨>と感じている人も居る。 自分はどちらかと云えば・・・前者だと思う。 但し、真夏の夕刻に短時間でザーッと降る雨ならば後者になることも時にはあるけれども。 他方…

朔日餅(ついたちもち)

www.akafuku.co.jp 毎月1日限りのお楽しみ そう云えば、昨日は10月1日。 毎月1日と云えば、甘味に目が無いならご存知の方も多かろうが 伊勢名物「赤福餅」の店舗では 「朔日餅(ついたちもち)」の購入できる日。 かつては伊勢神宮(外宮)参道に在る本…

ドイツから来た小包

小包到着 休日の朝、10時過ぎ頃 ベルが鳴り、玄関の扉を開けると郵便配達員の姿。 「お荷物でーす。サインか印鑑おねがいしまーす。」って。 <南米密林>で先週に注文していたモノが届いたわいな。 おお! 遥々ドイツから届いたよ! <Germany>って明記…

インクを使い分ける楽しみ

黒色のカートリッジのみで過ごしていた かれこれ今から30年以上の昔。 社会人になってから日々の仕事で万年筆を使うようにはなったけれど 使用できるインクの色に豊富なバリエーションがあることなど 知っていたのは精々、ブルー・ブラック程度だったあの…

約10年ぶりに万年筆と再会する

プラチナ万年筆との再会と愛着 かれこれ今からほんの3年ほど前のこと。 液晶画面と向き合う日々を送る中で とある家電量販店に在る文房具売り場に立ち寄った。 それは大した目的も無く 「なんか面白そうなモノはなかろうか・・・」と ほんの時間つぶし感覚…

取り敢えず はじめる

何を思い立ったか・・・ 大して根気も無い俺が 気まぐれに何かを記してゆこうと思う。 さて、どこまで続くか怪しいもんだが 心の風が止んでしまうまでは そよ風だろうが 暴風だろうが 時に、凪に陥ってしまったとしても やってみようかと思う。 特には誰のた…